今回の記事は「どの時計の価格が上がるのか」の続きです。前回は比較的最近生産終了となったモデルをご紹介しましたが、今回は生産終了から10年以上経過したモデルを中心にご紹介いたします。比較的入手難易度が高く、その分良い商品に出会えた時の喜びも大きいモデルです。ロレックスに入門して間もない方には馴染みがないかもしれません。何よりも出会うことが難しいため、あまり興味を持てないかもしれません。しかし、よくある時計に飽きてしまった方には、これからご紹介するモデルにぜひご関心をお持ちいただくことをおすすめします。いつ出会っても嬉しくなるべきモデルです。

ⓒ watchcollectors
生産時期:2003~2010
2003年 サブマリーナ50周年記念として初登場し、生産終了後、時の流れとともに大きな恩恵を受けたモデルの一つです。サブマリーナで初めてグリーンカラーを採用し、むしろ正規店で販売されていた期間はあまり人気がありませんでしたが、2010年の生産終了後に再評価され、プレミアムモデルの仲間入りを果たしました。また、2020年には似たモデルであるサブマリーナ グリーン Ref. 126610(スターバックス)の発売とともに再び注目され、再評価によって高い関心を集めています。特定の生産年度によってさまざまな特徴があり、比較する楽しみもあります。年度ごとに生産されたRef. 16610LVだけを集めるコレクターもいるほどなので、ぜひご関心をお持ちください。

Submariner Date 16610LV
40mm, ブラック, オイスター


Submariner Date 116610LV
40mm, グリーン, オイスター


Submariner Date 126610LV
41mm, ブラック, オイスター


ⓒ Subdial
生産時期:2000~2016
比較的最近生産終了となったデイトナ Ref. 116520です。登場と同時に高い関心を集め、22年にわたり王座の座を守っている万能な憧れのモデルでもあります。時には新しいデイトナの登場で「スチールベゼルを採用したら?」と想像することもあります。そうなればこのデイトナ Ref. 116520の同時上昇は避けられないでしょう。長期間販売されていたため、生産年度によってさまざまなバリエーションも存在します。価格にも少しずつ違いがあるので、関連知識を身につけることも必須ですね。

Daytona 116520
40mm, ブラック, オイスター


Daytona 116520
40mm, ホワイト, オイスター


ⓒ Watchclub
生産時期:2001~2010
サブマリーナ Ref. 16610LV(カーミット)とRef. 126610LV(スターバックス)がブラックダイヤル+グリーンベゼルの似たモデルであるように、エクスプローラー Ref. 114270も新型エクスプローラー Ref. 124270が36mmで登場したことで再評価されました。コンパクトなサイズと軽量さのおかげで実用的な時計として「エクスプローラーの最終形」という表現もされています。価格も安定した推移を続けていますが、現在国内市場では比較的よく見かけますが、セカンダリーマーケットが今後成熟すると予想される場合、徐々に姿を消していくことは間違いありません。不変の価値に時間が加われば需要はますます増えるでしょう。

Explorer 1 114270
36mm, ブラック, オイスター


Explorer 1 124270
36mm, ブラック, オイスター

本日ご紹介したモデルは、価格が大きく下落しない安定圏に入ったモデルである点がより特別です。価格が大きく上昇する時計のメリットも確かにありますが、むしろ大きく変動せず、その価値を認められることの方が難しいと感じます。
Samuel
Writer
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